今回は、築20年近くを迎えた戸建て住宅の外壁塗り替え塗装および屋上ベランダのウレタン防水工事の施工事例をご紹介いたします。新築から一度も外装のメンテナンスを行ってこなかったとのことで、紫外線や風雨の影響を受けたひび割れ・チョーキング・コンクリートの爆裂が見受けられました。これらの劣化症状は、建物の美観を損ねるだけでなく、防水性や耐久性にも大きな影響を及ぼすため、今回の改修はまさに適切なタイミングでした。

当社では、見た目の回復はもちろんのこと、10年以上先を見据えた長寿命な施工を行うことを大切にしています。沖縄という過酷な気象条件（塩害・台風・高湿度・紫外線）にさらされる建物にとって、外壁と防水のメンテナンスは住宅寿命を左右する大切なポイントです。

【工事の内容】

1）ひび割れ改修工事
　外壁に発生していたクラック（ひび割れ）について、すべて丁寧にVカット処理を行い、弾性フィラーと高耐久シーリング材を使用して補修。再発防止と塗膜との一体化を図りました。

2）コンクリート爆裂補修工事
　経年劣化により、鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートが剥がれてしまう「爆裂」現象が確認されました。該当箇所を丁寧にハツリ処理し、鉄筋の防錆・モルタル成形を施した上で、健全な下地へと修復しました。

3）外壁塗り替え塗装工事
　高圧洗浄によって旧塗膜やチョーキング成分を徹底除去後、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で高耐久塗料を施工しました。採用塗料は防カビ・防藻性を兼ね備え、沖縄の湿気の多い環境でも長期間美しさを維持します。

4）屋上・ベランダウレタン防水工事
　防水層の未施工状態であった屋上ベランダには、ウレタン塗膜防水を採用しました。密着性を高めるプライマー処理後、2層の防水塗膜を丁寧に施工。最終的には遮熱性のあるトップコートで仕上げ、屋内への熱の伝導を抑えながら美観性も向上させました。

【お客様の声】

お施主様からは、「これまで気にはなっていたが、どこに頼めば良いかわからなかった。丁寧に説明してくれて安心した」とのお言葉をいただきました。工事後の外観の変化にも非常に満足いただき、「ご近所からも新築みたいと言われた」と喜ばれていました。

【この工事のポイント】

・築20年の節目に合わせた外装総点検と改修
・目に見える劣化（クラック・爆裂）だけでなく、防水未施工部も含めた総合対応
・将来の再施工も見越した下地処理と高耐久塗料の選定
・遮熱性能のある防水トップコートで屋内温度の上昇を抑制

【TRUSS株式会社の塗装・防水工事について】

TRUSS株式会社では、沖縄県内全域にて戸建て・集合住宅・商業施設を対象とした外壁塗装・防水工事を行っております。地域に根ざした建築会社として、土地特有の気候や塩害の影響を考慮した最適な施工プランをご提案しています。

建物の寿命を延ばし、資産価値を守るためには、適切なタイミングでのメンテナンスが不可欠です。「初めての外壁塗装で不安がある」「雨漏りが心配」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。現地調査・お見積もりは無料で対応いたします。